中学校の内申を少しでも上げるためにはどうすれば良い?

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中学生に入ると、成績表に5段階で評価が付きます。
高校受験の際にもこの評価が影響するとあって、何としても上げたい人も多いはず。
でもどうやって内申点を上げるのか?
今回は中学生の内申点を上げる方法について、紹介したいと思います。
【内申点とは?】
内申点とは、学期末に出される成績表のポイントのことです。
全9教科において、1~5までの5段階評価で付けられます。
2001年以前は、「相対評価」という形で学年内の順位で評価されていましたが、
最近では「絶対評価」で、人数や順位問わず個人を評価するようになりました。
内申点が決まる要素は主に「平常点」と「定期テストの点数」です。
平常点→授業態度や提出物の状況
定期テストの点数→学期内での中間や期末テストの点数
成績表では基本的に、4つの観点から評価されています。
「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」です。
これらを上げるためには、平常点と定期テストの点数の向上が不可欠です。

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【内申点を上げるために】
それでは、内申点を上げるためには具体的にどう行動すれば良いでしょう?
今回は鉄板ではありますが基礎的なことを5つ紹介します。
①授業は積極的に! 減点回避を
当然のことながら、授業態度は平常点に大きく関わる要素です。
少なくとも、減点されないように授業を受けることが大切です。
例えば、遅刻をしたり授業中におしゃべりをしたりすると減点の対象になります。
プラスアルファとして、積極的に手を挙げるなどすると好印象ですね。
またグループワークの時など、参加意欲も見られているので意識しましょう。
②提出物や宿題は必ず出すべし! 忘れ物NG
こちらも当然と言えば当然ですが、意外と配点が高いので要注意です!
うっかり提出物をやり忘れたり、宿題を忘れたりすると大きな減点になります。
テスト前などの先生の指示をよく聞いて、出し忘れないようにすることが大切です。
また「丸を付けて提出」という指示があるものについては、
必ず自力で一度やりましょう。答えを見て書き写しても、先生は一目で分かるもの。
また「ノート提出」の指示があることもあるので、日頃からきちんとノートを取りましょう。
③定期テストは事前準備を徹底的に!
相対評価ではないとはいえ、平均点が基準となることが多いのも事実。
平均点付近(恐らく60点前後が多い)が3のボーダーラインと考え、
定期テストに対してはしっかり準備して臨みましょう!
5の評価をもらいたいと考えている人は、少なくとも90点以上は目標にしましょう。
④先生と仲良くなるべし! イメージ戦略
意外と大事なのが「イメージ」です。先生からの印象ですね。
本来、提出物の有無や定期テストの点数など客観的な指針が評価の軸になりますが、
授業態度や意欲関心の評価には、先生の主観も入ってきます。
授業後に先生に質問をしに行く姿勢を持っていれば自ずと意欲関心が高い生徒だと、
自然の内に評価が付くこともありますね。
⑤受験に向けたプラスの行動を
高校受験まで視野に入れた場合、様々な活動に積極的に取り組むことは大切です。
委員会や係の活動(委員長や係長ならなおのこと良いです!)、
部活動や地域のボランティア活動(部長や生徒会ならなお良いです!)、
修学旅行や合唱コンクールや運動会などのリーダー、無遅刻無欠席などです。
これらの積極的な言動は先生からのイメージアップにもつながりますし、
直接成績評価に関わらなくても、所見などの欄に記載されることがあり、
受験などの際に有利に働くかもしれません。英検や漢検も同様です。
【公立高校受験では比重が大きい】
三年生の二学期の内申点が送られるからと言って、
そこだけ頑張れば良い!という甘い考えは早いうちに捨てておきましょう。
良い高校に行きたいと考えるのであれば、一年生の内から取り組む必要があります。
三年生の二学期の内申点は、一年生からの頑張りを加味して評価する傾向が強いためです。
東京都立高校の場合は、当日入試と内申点の割合が7:3のところがほとんどです。
それ以外の私立高校などでも、内申点を基準に受験資格を与える高校も多いので、
自分が行きたい高校がある場合には、事前に調べておきましょう。
いざ入試を前にした時に、内申点が足りなくて断念する、なんてことにならないように。
日頃から学習環境を整えておくのも、内申点向上につながりますね。
塾に通うのも一つの手ですが、自分の力で学ぶ経験を積むなら、通信講座もオススメ。
実績に定評のある進研ゼミで、中学校の内申を上げる生徒も多いです。
いかがでしたでしょうか?
中学生の内申点は、高校受験を見据えてもとても大切なポイントです。
今回紹介した5つのポイントを積極的に実施して、
自分の満足のいく内申点を目指せるように努力しましょう!
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