お悩みQ&A第四弾は「将来の夢」についてです。
よくある生徒からの相談に対して、現役塾講師が答えるシリーズ。
今回は、将来の夢が見つからない中学1年生からの相談ケースです。
小中学生の誰もが、自分の将来の夢について考えたことがあると思います。
将来の夢がある子にも、今はまだ見つからないという子にも見て欲しいです。
【本日の相談】
先日、中学生になったばかりのクラスで、自己紹介の時間がありました。
そこでは「将来の夢」について言わなくてはならなくって、
みんな、サッカー選手やパン屋さんなど思い思いに夢について説明していました。
でも、私にはこれと言った将来の夢がありません。
10年後のことなんて想像もつかないし、やりたいことも見つかりません。
これってヤバいことなのでしょうか?
【アドバイス】
今回は「将来の夢」についてがテーマです。
確かに、自己紹介などの場面で将来の夢を聞かれることがありますよね。
小中学生の中には、将来の夢を自信をもって言える子もいることでしょう。
一つだけ、先に言っておきたいことがあります。
それは、「将来の夢が無くても、全く恥ずかしいことではない」ということ。
確かに、将来の夢がある人の方が多いのは事実かもしれませんが、
別に無くても変なことではありません。これから見つけていけば良いのです。
◆目の前のことに精いっぱいでも悪くない!
将来の夢が無い人って、別に珍しいことではありません。
小中学生に限ったことでもなく、高校生や大人になってからもそういう人はいます。
何しろ「将来の夢=自分が未来でやりたいこと」ですからね、
別に無くたって変なことではないでしょう。
中には目の前の部活や勉強に精いっぱいでそれどころではないという子もいますし、
将来はその時になってみないと分からない、なんて考えている子もいます。
考え方に正解や不正解はありません、人それぞれで全然良いのです。
◆様々な場面やチャンスに飛び込んでみよう!
将来の夢を見つけたい!と思っている場合には、
いろんなことにチャレンジしてみることをオススメします。
部活動や委員会はもちろん、地域のボランティアや他クラスの人との交流、
親戚やご近所さんと話すと言った些細なところにもヒントはあるかも。
また、本を読むことも自分の知識を広める上ではとても良いこと。
特に職業について学びたいなら、村上龍さんのベストセラーがオススメです!
将来の夢は見つからないけど、なんとなく大きなことがしたい。
そう思う子は、とにかく今は目の前の「勉強」に集中してみましょう。
今やっている勉強は、将来の選択肢を思いっきり増やしてくれるものです。
勉強は出来ないよりも出来た方が、将来的に役立つ場面が多いですよ!
◆将来の夢が決まったら、自信を持って!
将来の夢が無くても全然良いと言いましたが、
もし将来の夢が出来た時には、一つだけ伝えておきたいことがあります。
それは、「自分で決めた将来の夢には自信を持とう」ということです。
サッカー選手、芸能人、YouTuber。どれも恥ずかしいことではありません。
確かに周りの友達が「絶対無理でしょ!」とか、親御さんが「現実見なさい」とか
色々なことを言ってくるかもしれません。
それゆえに、恥ずかしくて自分の将来の夢を人に言えなくなった、なんて人もいます。
でも、ぜひともその夢をかなえたいなら、自信をもって胸を張ってほしいと思います。
自分のことを否定した人たちを、見返してやる!くらいの心意気が大切ですよ。
いかがでしたでしょうか?
将来の夢がテーマでしたが、大人も子供も思うところがあったと思います。
ちなみに私の小さい頃の将来の夢は「社長」、今の夢も「社長」ですw
それでは、次回のお悩みQ&Aでお会いしましょう!
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