中学生が受験勉強で最も時間を割かない国語の、点数を上げるには?
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国語読解[完全攻略]22の鉄則 (高校受験[必携]ハンドブック)
- 作者: 福嶋隆史
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2014/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どうも、ペンギン先生です。
入試までの期間が短くなると、とある相談を受けることが多くなります。
それが「国語の点数がぜんぜん上がらない!」という塾生からの声。
うむ、確かに国語って日本人ですから勉強しなくても取れそうな気がして、
実際、他の教科に比べて勉強時間を割いている人っていないのではないでしょうか。
でも、国語できちんと点数を取る子は、「コツ」をマスターしているのです!
今回紹介するのは、学校の国語のテストの点数ではなく、入試の点数のことです。
そこで今回は、最も軽視されやすい「国語」の点数を上げる即席のコツを、
5つ紹介します! 我が塾でも教えているやり方ですよ。
【国語の重要性】
先ほども言った通り、国語は5教科の中でも割と粗末にされやすい教科です。
元々得意な子は既に高得点を取れる力量を持ち合わせているし、
勉強が苦手な子でも、そこそこの点数が取れてしまうからですね。
でも、全く勉強してあげないってのは可哀そうではないですか?笑
国語には読み方のコツがあります。
それに、学校で学んでいるような定期テストの「国語」と、
入試の「国語」って実は別物じゃないですか。
学校で出来る子が入試では出来ない、なんてことも珍しいことではありません。
入試の国語には、それなりのコツが存在するのです!
このコツを知っているか知らないかで、割と点数に影響して来ちゃうんですよね。
こうしたコツを知らず知らずのうちにやっている子もいるのですが、
出来ることならせめてコツをマスターして、国語に挑みたくはないですか?
だって、数学や英語よりも高得点が狙える教科なんですから!
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【即席で点数を上げるコツ】
そこで今回は、国語の点数を即席で上げるコツを5つ紹介したいと思います。
深く書けばこの記事では足りませんが、ざっと説明したいと思います。
なお今回は公立高校の入試で一般的な国語の問題形式に合わせた紹介です。
①評論文は問題だけ、物語文は全体を読め!
国語の入試では主に、筆者の意見が書かれた評論文と、小説などの物語文が出題されます。
同じ現代文とは言え、この2つは毛色が違う文章であることは周知の事実ですね。
それぞれ文章に合わせた「読み方」というものをおすすめします。
まず、評論文は基本的に「文章を読まなくても解ける」と言われています。
筆者がちゃんと論理立てて書いてあるので、傍線部の問題の場合には、
前後付近に答えが書いてあることがほとんどだからです。
なので評論文は問題を先に読んで、本文の該当箇所を探していけば通用します。
特に読むのが苦手な子でも時間短縮することができますね!
(もちろんそれでは太刀打ちできない問題もあることにはあります……)
次に、物語文はその逆で「一通り全部読んでから解く」のをおすすめします。
小説なんかはそもそも問題になることを想定して書かれているわけではありません。
全体の流れや雰囲気が大切になってくるので、1回は全部読んでほしいと思います。
そうすることでこの物語は何を言いたいのか?が、ぐっと理解できると思います。
本文を読んだら問題に挑戦して、傍線部の近くから答えを見つけていくのがベターです。
②否定の根拠を探して2択まで絞れ!
国語の文章読解と言うのは、いわば「間違い探し」と言っても過言ではありません。
都立高校の場合、ほとんどの問題が4択となっており、
「最も適切な(ふさわしい)ものを選びなさい」という問題スタイルです。
すべての選択肢が難しいという訳ではなく、2択までは結構簡単に絞れます。
そこで使えるのが「消去法」です!
まずは2択まで絞るために、「絶対コレ違うだろ!」という2つを消します。
その際に意識してほしいのが、以下の点。
・こんなこと本文に書いていなくない?
・そんなこと勝手に言えなくない?
こういう選択肢は、どんどん消していきましょう。
③比較的「適しているもの」を選択する!
2択まで絞ったら、あとは「より適している方」を選びます。
ここで「一番適しているもの」を選ぶのではなく「より近い方」を選ぶようにします。
英語で言うと、ベストを選ぶのでなく、ベターを選ぶのです。
この時意識してほしいのは、以下の点。
・コレが正解と言える根拠はあるか?
・その選択肢が間違えていると否定できる材料はほぼ無いか?
2択まで絞ったらこの点を精査して、より正しそうな方に〇をつけましょう。
④意外と無駄にできない漢字をマスター!
都立高校の場合、漢字への配点はなんと20点です。読み書き合わせて10問、1問2点。
ここで失点しないようにすることは、実は国語の底上げには必須です。
高校受験の英単語がざっと1000単語以上だとすると、
漢字は読み書き合わせても(既に出来るものを除けば)300~400程度です。
英単語の半分の労力でマスターできると考えたら、得点源にするほかないでしょう。
⑤作文は無難な文章で切り抜けろ!
国語の入試問題では、自分の言葉で表現する作文問題が出ることがあります。
本文に合わせた問題が出ることが多いですよね。
「何が問われているか」をとにかく念頭に置いて、無難な文章で仕上げましょう。
この時、文章としておかしな主述の不一致、誤字脱字は避けましょう。
作文は何度か練習する必要があります。配点も高いので、事前に慣れておきたいところ。
そして、作文を書いたら必ず心の中で読んで、おかしな文章でないか読みましょうね。
【国語のおすすめの勉強法】
我が塾でもとにかくオススメしているのが、「1日1文特訓」です。
入試の2か月前くらいから、1日1文を解くクセを付けておきましょう。
参考書や予想問題集を買って、本番に近い問題形式で1日1文すすめましょう。
・読むのに慣れて「読む速度」が上がる!
・問題へのアプローチに慣れる!
・解き方のパターンが分かる!
こうしたメリットがあるので、国語は何を勉強したら良いか分からない人は、
とにかく1日1文を本番へ向けて読む習慣をつけていきましょう。
漢字や作文の練習はもっと前から徐々に覚えていくのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか? 意外と蔑ろにしがちな「国語」。
最低限、今回紹介したコツをマスターして、国語の得点を上げていきましょう。
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