何かと不安な、高校受験の保護者面接! 心得を紹介します。
どうも、ペンギン先生です。
東京でも雪が降る季節になり、いよいよ受験と言う人も多くなりました。
特に私立高校の受験は1月~2月にかけて多く集中しています。
中でも生徒の保護者からの問い合わせで多いのが、
「保護者同伴面接があるんですけど、どうすれば良いか?」という点。
今回は気になる保護者面接の実態と、マナーや心得を紹介します。
【高校入試の面接はどんな感じか?】
高校入試における「面接」は、主に私立高校受験や公立の推薦入試で行われます。
同時に筆記試験や作文などを設けている高校が多いですが、
面接にも何割かの配点があり、重要です(高校によって様々です)
何も準備をしないで行くと緊張してしまったり、
基本的なマナーが出来ていない状態で臨むことになるので、準備は必要です。
面接を受験で設けている高校の中には、「保護者面接」を実施している高校があります。
数としては少ないですが、こちらも下準備をしておく必要があるでしょう。
こちらの方で、やってはいけない7つのタブーも紹介しています!
私立高校受験で面接をするという生徒や保護者は必ず目を通しておきましょう。
【保護者面接の4つのマナー】
それでは実際に保護者が同伴する面接での心得を紹介します。
特に注意したい4つのマナーについて確認していきましょう。
1、子供と打ち合わせを行っておく
保護者同伴面接の目的として、「家庭環境を見る」ことも一つです。
生徒と保護者の連携やコミュニケーションを確認する狙いもあると考えられるので、
話す内容については事前に打ち合わせを行っておきましょう。
親子で話す内容が違ったり、不仲が表れたりすると印象は悪くなります。
同様に、考え方が親子で同じかどうかも確認されるので、意見を合わせておきましょう。
2、出しゃばり過ぎず無難に
保護者面接と言うと、聞いてもないことを喋りだす保護者が必ずいます。
生徒への質問なのに親が代わって答えたり、教育方針を熱弁したり。
そんな保護者は小中の「お受験」ではアリかもしれませんが、高校受験では不要。
なるべく出しゃばり過ぎずに、どしっと構えておきましょう。
3、アピールは子供に任せる
出しゃばり過ぎないことと似ていますが、保護者が色々アピールするのはナンセンス。
あくまで面接の主役は生徒自身であり、生徒の自主性も見られています。
自己アピールをする役割は生徒に任せ、保護者はサポートに回るようにします。
「お母さん(お父さん)はいかがですか?」と振られてから答えるようにしましょう。
4、服装は「無難&地味」を意識
生徒自身の身だしなみは第一印象と言う側面からとても重要視されますが、
保護者の身だしなみも大切。でも、派手すぎないものにしましょう。
カジュアルなものは当然NGですが、地味めでシンプルなものを選ぶのがベスト。
いわゆる「無難」な感じでなにも問題ありません!
【よく聞かれる質問集】
ここでは保護者面接でよく聞かれる質問を3つ紹介します。
スタンダードな質問に対しては、ざっくりと回答を準備しておくと良いでしょう。
準備を行うことは、緊張をほぐす役割もありますよ!
◆本校の教育方針のどこに関心を持ちましたか?
→学校の情報をいかに仕入れているか/関心があるかが問われます。
基本は学校のホームページやパンフレットなどで下調べをしておくのが鉄則。
これらの情報は子供と共有しておくことも大切です。
また具体的なエピソードを織り交ぜられると印象も強くなります!
◆子育ての基本方針はありますか?
→自宅や家庭環境、保護者の考えが問われます。
概念的な話になってくるとなかなか難しいので、シンプルなものを選びましょう。
「思いやりのある子に育てたい」「たくさんのことを経験させたい」など、
シンプルなものを1つに絞って伝えるのが良いでしょう。
複雑な概念や偏った考えにならないように、一度周りの人に聞いてもらうのも良いですね。
◆お子さんはどのような子ですか?
→生徒に対する親の関心が問われます。
いわゆる「他者アピール」の形を取り、どんな生徒かを探ってきます。
良いところをクローズアップする必要がありますが、自慢になるのはNG。
とはいえ厳しすぎるのもどうかと思うので、客観的な評価を伝えましょう。
【無難に構える姿勢で臨もう!】
以上の説明からもわかるように、とにかく「無難」に過ごすことが大切です。
出しゃばり過ぎるのも良くないし、あまりに子供に無関心も良くありません。
大人としてどしっと構える姿勢で臨めば心配することはありませんよ。
緊張する気持ちもわかりますが、生徒本人の方が緊張しています。
保護者はあくまで脇役であることを念頭に置き、
我が子を見守るイメージで臨めば、大丈夫です。
保護者らしい無難な対応で、好印象を持ってもらいましょう!!
コメントを残す