大学受験の時の「赤本」はどう使うのが良い?
大学受験の勉強をする際に欠かせない「赤本」。
でも、うまく使いこなせていますか?
赤本を使いこなす上で重要な5つのポイントについて紹介します!
【赤本とは?】
赤本とは、教学社から出版されている大学ごとの過去問題集の総称です。
大学入試シリーズとも呼ばれ、1964年に表紙が朱色に変わってから赤本と呼ばれています。
大学ごとや学部ごとに分かれているのが特徴的で、
傾向と対策などのページも充実、3年~5年くらいの過去問が収録されています。
赤本が大きなシェアを占め知名度が高いため、知っている人は少ないですが、
駿台から出されている「青本」や河合塾から出されているセンター過去問「黒本」など
色によって大学の過去問にも様々あります。
【赤本を使いこなす5つのポイント】
赤本を使いこなす上で押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
同じ1冊でもコレを押さえれば、効率よく勉強することができますよ!
1、赤本は志望校の分析に重宝する!
赤本はただ過去の問題と解答だけが掲載されているわけではありません。
その大学、その学部の問題傾向や対策まで詳しく書かれています。
自分の第一志望校であれば赤本を使って分析していくのがベストでしょう。
また過去問を沢山解くことで「慣れ」ていくことができます。
見慣れた問題形式なら当日も慌てずに解いていくことができますね!
2、最新版の他、古いものは学校や塾で入手しよう!
赤本は通常、書店やAmazonなどで入手することが可能です。
市販されているものは一般的に最新版で、直近数年分が掲載されています。
それでも物足りない!もっとさかのぼってチャレンジしたい!と言う人は、
学習塾や学校に常備してある赤本を使用するのが良いでしょう。
同じ学部を受けた先輩などが知り合いにいる場合は譲り受けるのもグッドです!
年度関係なく沢山問題に触れることは、基礎学力向上に役立ちます。
3、他学部や同レベルの大学の問題も解こう!
赤本は自分の志望校を優先的にやるのがオススメですが、
余裕があるならば、同レベルや同大学の他学部の赤本にもチャレンジしましょう。
問題形式こそ違うもののレベルが同じくらいなら勉強にもなりますし、
あらゆる形式の問題に触れることで、対応力も強化できます!
今年から問題形式が変わっている!なんて即座の時にも、
あれ?この形式ってあの大学に似ているな、っていう感じで対処できるかもしれません。
4、赤本は入試直前期に取り掛かろう!
赤本を使う時期としてオススメなのは、
「志望校を決めるタイミング」と「入試の約1ヶ月前から」です。
まず志望校を決めるタイミングで赤本を使う必要があるのは、
自分の志望校のレベルや問題形式を把握する意味合いがあります。
また今の学力でどの程度得点できるのか?という腕試しの意味でも一度やっておきましょう。
赤本は過去問なので、本格的に使うのは入試の間近になってからで良いでしょう。
それまでは基礎学力の向上に力を入れましょう。
過去問は勉強するというより実力確認の意味合いが強いので、直前がベストです!
約1ヶ月くらい前から取り掛かり、何度も解いて正答率を高めていきましょう。
5、間違いノートを作成して効率よく吸収しよう!
過去問を使う上でとにかく重要なのは、やりっぱなし解きっぱなしにしないということ。
そこでオススメなのが「間違いノート」を作成することです。
赤本を使って間違えた問題だけをノートに書きだしていくのです。
たくさん過去問に挑戦すると、それだけで自分の弱点を網羅したノートができます。
入試の本当に間近になったらこのノートだけを勉強していけば良いのです!
そうすることで苦手分野を洗うことができ、ピンポイントで効率よく得点を上げられます。
以上が、赤本を使う上で押さえておきたい5つのポイントでした!
赤本の使い方を詳しく説明したこちらの本もおすすめです!
大学受験を控えている人はやみくもに勉強するのではなく、
いかに効率よく勉強できるか、そちらの対策も練っていくのが良いですね!
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