小学生が発明した「分数ものさし」が話題沸騰で品切れを起こしています!
どうも、ペンギン先生です。
今日は珍しく、勉強に役立つ「商品」を紹介したいと思います。
その名も・・・分数ものさし!
あるようでなかったこの商品。
実は小学生が発明したもので、分数の理解にとても便利なものです。
今回はそんな「分数ものさし」について詳しく紹介します。
【分数ものさしとは?】
分数ものさしとは、文字通り、分数を計算することができるものさしのこと。
15cmの定規の中に、12cmまでのところに分数の表記がなされています。
これを開発したのが当時小学生の山本賢一朗さんと、塾で講師を務める父親の裕一朗さん。
分数の理解を深める「分数ものさし」は2018年2月商品化され、
Amazonで注目を集め、3月現在、品切れ中という爆発的ヒットをしています。
12cmまでのところに、分母が2、3、4、6、12の分数が割り当てられています。
12cmを1としているので、
例えば6cmのところなら「2分の1(4分の2、6分の3、12分の6)」という具合です。
分数の比較がこのものさしで出来てしまうのです!
【分数ものさしの特徴】
★分数の足し算と引き算ができる!
ものさしであるという特徴を生かして、分数の足し引きが容易にできます。
12cmを1としているので、6cmのところに2分の1、4cmのところに3分の1が書かれています。
例えば、2分の1から3分の1を引きたいときには、
まず6cmの線を引き、そこから4cmを引きます。すると2cmになりますね。
この2cmをものさしにあててみると、「6分の1」と書いてあります。
数式を書かずに、分数の足し算や引き算が簡単にできてしまうんですね!
★分数の割り算の理解が深まる!
たとえば、2分の1から6分の1を割りたいと考えましょう。
2分の1はものさしだと6cmで表され、6分の1はものさしだと3cmで表されます。
すると、6cm÷3cmですから、2という答えが導き出されます。
複雑な分数の割り算までも、このものさしを使うとすんなり出来てしまいます。
★分数の大小のイメージ付けに役立つ!
この分数ものさしが優れているのは、分数を目に見えるようにしている点です。
これまでピザとかケーキの絵で「丸の等分」で表していた分数を、
直線の定規で表すことで、それぞれの分数の大小が一目瞭然です。
大事なのはこの分数ものさしを日常的に使うことによって、
分数の大小のイメージが勝手に身に付いていくという点ですね!
普段から分数ものさしで分数に慣れていれば、
分数の大小がパッと答えられるようになると思います。
【分数が苦手な小学生に!】
この分数ものさしが売れている理由は、
分数が苦手な小学生のニーズを満たしているからということができるでしょう。
前の記事でも少し触れましたが、小学生の多くは「分数と割り算」でつまずきます。
ここが分からないと、その先の数学でも???となってしまいます。
つまずくところでもあり、大事なところでもあるのです。
テストなどではこの分数ものさしを使って解くことは禁止されるでしょうが、
これを使って宿題や自宅学習を進めることによって、
分数のイメージを身に付けられる、というのは大きな利点だと思います。
僕も長らく塾講師をしていますが、算数の計算がどうとか公式がどうとかよりも、
数字のイメージを持っているかどうかが、大切だと思います。
ぜひ1本持っておいて、損は無いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
小学生が苦手とする分数の理解を深めてくれる分数ものさし。
人気の理由が分かったかと思います。ぜひ欲しい方はAmazonから!
最後になりましたが、こちらの記事でも分数ものさしの紹介をしています。
あわせて、単位換算ものさしや歴史ものさし、
また最近話題のハゲラッチョ漢字ドリルなど便利な学習アイテムをまとめています。
ぜひ見てみてくださいね!
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