高校受験で役立つ内申加点のための「漢検3級」の勉強方法をご紹介! 

頻出度順漢字検定3級問題集

頻出度順漢字検定3級問題集

 

 

 

どうも、ペンギン先生です。今回は高校受験にかかわる漢検についてです。

高校受験の時に欠かせないのが、内申点の向上。

でも、成績を上げるのってそう簡単ではありません。

そこで「内申の加点」という制度を利用し、漢検をうまく活かしましょう!

 

 

 

 

【内申の加点とは?】

まず「内申」とは、成績表の5段階評価の合計を指します。

私立高校などでは推薦の基準として、内申の最低ラインを定めている所がありますが、

この時、内申の加点という制度を利用している学校があります。

内申の加点につながる一般的な項目は次の通りです。

・無遅刻無欠席(皆勤)

・部活の部長や委員会の委員長

・漢検3級以上や英検3級以上

これらは内申点に「+1」する加点制度を採用しているところが多いです。

内申点を1上げるのはなかなか難しいですが、漢検などを取得すると優遇されるわけです。

なお、これらは学校によって違うので、志望校や中学校に尋ねてみましょう。

 

内申については過去の記事が詳しいです。今回の記事と合わせてどうぞ!

www.penguin-teacher.com

 

 

【漢検は中3の1学期までに取っておきたい】

受験期で内申点に加点されるのは、中3の2学期時点です。

漢検3級は基本的に、中3までの漢字が出題されるのですが、

受験で使えるのは中3の2学期までなので、実はあまり時間が無いのです。

よっぽど漢字が得意でない限りは、中3の1学期に取るのが一般的でしょう。

ただしここで漢検を取得できないと内申加点にならないため、いわば背水の陣です。

また他教科の内申のための勉強もあるので、漢検に割ける時間はあまりありません。

 

 

【問題量をこなして基礎力UP!】

短期間で漢検の合格を目指すのであれば「参考書選び」が実は大切です。

漢検を受けるというと初めての人は、日本漢字能力検定協会から出版されている、

こちらの参考書を買ってしまいがちですが、問題量的には少なめです。 

漢検3級漢字学習ステップ 改訂三版

漢検3級漢字学習ステップ 改訂三版

 

 

出来るだけ短期間で問題集の量をこなし、目に触れる漢字の数を増やすためには、

なるべく問題量が豊富の参考書を使った方が良いでしょう。

時間が無い受験期では問題集を2周もやる暇は無いと思います。

1冊の中で似た問題が何度も登場する、成美堂の参考書は特にオススメです! 

頻出度順漢字検定3級問題集

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【漢検のオススメの勉強法】

内申点の加点を意識し、中3の2学期までに漢検を取得するとなった場合、

時間があまりないので、短期間でなんとか漢検3級を取得する必要があります。

その際にオススメな勉強法やコツを3つ紹介します。

 

◆とにかくノートに「書く」!

漢検の勉強をする時に、参考書をただ眺めるだけという人がいます。

中にはそれでも高得点を取れる人もいますが、勉強の基本は「書く」という動作です。

書くことによって短期間で頭にインプットされ、覚えやすくなります。

すでに紹介した参考書を使い、問題量を沢山こなしましょう。

 

◆中学校の授業をよく聞いておく!

短期間ではなかなか取得が難しそうなら、中学入学からきちんと授業を聞いておきましょう。

漢字テストなどが学校で実施されると思うので、きちんと勉強しておきましょう。

漢検3級は原則として中3までの漢字しか出題されないので、

中学校での漢字の学習を前もってきちんとしておけば、改めて勉強する時間も少なくてすみます。

 

◆得意な項目から学習する!

時間が限られている場合、得意な項目から学習しておくのが大切です。

例えば「四字熟語」などは苦手とする人が多い項目で、学習量も大量に必要となります。

そういった項目に時間が割かれ、他の項目に手が回らないと合格点に達さないので、

出来るだけ点が取れそうなところから着手することをオススメします。

なお「読み」などは各1点と配点が低いので、オススメは「書き」です。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

志望校が決まってから内申が足りない!とあたふたしても手遅れになります。

漢字は大人になってからもそれなりに使いますし、漢検は中学入学から意識しておいても良いでしょう。

 

頻出度順漢字検定3級問題集

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