塾に通わなくても成績が伸びる生徒の特徴をまとめました。
高校受験を控えた中学生にとって、学習スタイルの確立はとても重要なポイントです。
多くの生徒はまず塾という選択肢を検討するでしょうが、
自分で学習できる子は必ずしも塾に通わなくても、受験勉強は出来ます。
塾に通わない時の一つの選択肢として挙げられるのが「通信教育」です。
そこで今回は、通信教育について、塾長である私が紹介します。
【通信教育とは?】
通信教育とは、進研ゼミに代表されるような、
毎月教材が送られてくるなど、自宅にいながら学習を進められる形態を言います。
塾のように登下校が必要なく、自宅で進められるのは魅力的ですが、
時間管理などある程度、自分の意志も大切となるので、向き不向きがあります。
高校講座など、受験をサポートする教材を組んでいる通信教育もあり、
塾に通っていない受験生の中には、通信教育を利用している人も少なくありません。

【通信教育のメリット】
塾には塾の、通信教育には通信教育の良さがそれぞれにあります。
ここでは、塾と比較して通信教育が優れているメリットを4つまとめました。
①スキマ時間で取り組める
通信教育の大きな魅力は、スキマ時間で出来る、または時間にとらわれない点です。
塾だと、毎週いついつに登校しなければなりませんが、通信教育なら自分のペースで出来ます。
体調不良の時や天候不良の時なども心配しなくて良いのは、意外にも嬉しいところ。
取り組むための管理は自分自身がする必要がありますが、時間を活用できるのはメリットといえます。
②効率よく学習できる
特に集団授業の塾の場合、自分にとって不必要な所も聞かなくてはなりませんよね。
分かっている所を授業されるのは、時間もお金ももったいないです。
その分、通信教育なら自分に必要な部分だけをつまんで進めることが可能です。
通信教育のテキストは、色分けや太字などテストや入試対策に特化しているので、
自分で進めながら、重要な知識だけを効率よく吸収することができるでしょう。
③塾に比べて費用が安い
高校受験対策となると、塾に通うのに相当なお金が必要となります。
中学3年生の場合、塾は週に1コマで平均1~2万円程度が相場となっており、
受験生にもなると週3コマくらいは必要となるので、塾は月に3~5万円かかります。
また夏期講習も加えると、年間でかかるお金は相当な費用となります。
その分、通信教育なら高くても月1万円以下と、お手軽な費用で済みます。
④時間管理など自立が身に付く
初めから塾に行かなくても独学で勉強できるような子は、時間管理がしっかりできますが、
通信教育を長く続けていると、自然と時間管理などのスキルが身に付いていきます。
高校に入ってからや、大学受験時など、自分で勉強する習慣をつけることは必須です。
塾に完全に頼るのではなく、自宅学習できる能力を向上できるのも魅力と言えるでしょう。
【通信教育が向いている生徒の特徴】
通信教育に向いている生徒の特徴には、以下のようなものがあります。
学習スタイルには向き不向きがあるので、自分に合った勉強方法を見つけましょう。
・自分で学習を進められる生徒
通信教育で必須となるのが、自分で机に向かう習慣を身に付けられる人です。
家でダラダラして、学校の宿題すらも手に付かない人には向いていません。
ただし、通信教育をやることで自宅学習の習慣を付けられることもあります。
・人と接するのがニガテで集中できない生徒
最近は、コミュニケーションを取るのがイヤで塾に通いたくないという人もいます。
塾の講師や他の生徒と接するのがイヤで、勉強に集中できないこともあります。
そういう人は、自宅で集中して取り組むのも良いでしょう。
・効率よく学習したい生徒
勉強する上で効率を求める人も、通信教育は向いていると言えます。
先ほど説明した通り、通信教育は自分なりのやり方で進めることができます。
【オススメの通信教育】
通信教育に関しての説明は以上ですが、ここからは塾長経験のある私が、
オススメの通信教育について紹介します。検討している方はぜひ参考にしてください!
①進研ゼミ
塾長である私がオススメの通信教育として挙げるのが、「進研ゼミ」です。
かなり厳選されたテキストや問題集ばかりで、非常に効率的に学習ができます。
毎月送られてくる教材を自分で進める必要がありますが、
時間管理などをサポートする仕組みも充実していて、飽きずに勉強できます!
さらに大手ゆえに、模試などでの受験者数が多いのも魅力。
受験対策などで模試を受けた際に、自分がどこにいるか把握するのに役立ちます。
自分で学習ができる子なら、進研ゼミだけで充分に高校受験は乗り越えられるでしょう。
進研ゼミの詳細はこちらから→【進研ゼミ中学講座】
②デキタス
進研ゼミと同じくらいオススメなのは、通信教育「デキタス」です。
デキタスの素晴らしいところは、ゲーム感覚で学んでいける点ですね。
WEBを使った授業なので、自宅にいながら本格的な学習ができるのも魅力的!
さらに、城南予備校などで知られる企業が運営しているので、
学習内容の充実さや学習サポートの強さは塾に匹敵します!
デキタスの詳細はこちらから→小中学生対象の通信教育【デキタス】誕生♪
③塾技テキスト
塾も通信教育も選択せずに、参考書だけの独学をする人もいるでしょう。
本当に自分の力だけで効率よく勉強できる子は、それでも成績が伸びていきます。
そこで進めたいのは、「塾技100」という参考書のシリーズです。
これは塾で実際に使われているテクニックを掲載した、高校入試用のテキストです。
これなら塾に通わなくても塾で教えているような内容を理解することができます。
以上、通信教育の紹介でした。
通信教育の方が向いている子も一定数いるので、
塾を選択せずに、自宅で学習する子には強い味方になることでしょう!
自分に合った方法を選択して、目指せ志望校!
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