高校受験を考えるとき、勉強はいつから始めるべきか? 

どうも、ペンギン先生です。

中学2~3年生になると、いよいよ本格的に考え始める高校受験。

ですが、受験勉強は一体いつごろから始めるのが良いのでしょうか?

そこで今回は、パターン別に高校受験勉強をいつから始めるべきかについて紹介します。

【高校受験勉強を始めるタイミング】

高校受験勉強は、以下のような内容や手順で進めるのが一般的です。

・中学1~2年生の内容の総復習

・ニガテ分野の克服

・中学3年生の内容の学習

・過去問などで傾向と対策

高校受験勉強の始めは、まず「基礎の定着」です。

そのためには、中学1~2年生の総復習から始めるのが理想的です。

とはいえ、高校受験勉強を始めるタイミングは、人によって様々です。

入学した中学によっては、中学一年生の内から受験勉強を意識させられるかもしれませんし、

部活を一生懸命していて、引退してからでないと出来ない人もいるでしょう。

自分の考えやパターンに合った勉強のスタイルを決めて取り組むと良いでしょう。

【パターン別 いつから始めるべきか?】

◆自校作成校などレベルの高い高校へ行きたい場合

公立で偏差値が高く試験問題を自校作成しているところや、

難関私立高校などは、試験問題の対策に時間を要します。

自分の生きたい高校が定まっていてその高校のレベルが高い場合には、

当然ですが、なるべく早く取り組むのが良いといえます。

特に難関校は高校の入試対策に時間を割くため、基礎は早い内に終わらせるべきです。

中学1年生の内から、日頃の復習を繰り返して取り組むのが良いでしょう。

◆今の成績より少し頑張って良い高校を目指す場合

今の成績よりも少し上のランクの高校を目指す場合も、

当然、なるべく早く受験勉強に取り掛かる必要があるでしょう。

また、内申も受験には必要な要素なので、授業の成績を上げる努力も大切です。

日頃の授業をコツコツ身に付けておけば、受験前に慌てる必要もなくなります。

志望校が決まっている場合、中学2年生の内には始めておきたいものです。

◆今の成績で充分行ける高校を目指す場合

中学での部活を大事にしたい場合や、あまり受験勉強をしたくない場合など、

今の成績でも行ける高校を目指す人も少なくないでしょう。

今の成績でも届く高校であったとしても、油断は禁物です。

少なくとも、中学3年生の春には基礎の学習を始めておきましょう。

【部活が引退してからでは遅い?】

私が塾長をやっていた時代に、よく保護者の方から聞かれた質問があります。

それが「部活を引退してから受験勉強しては遅いですよね?」というものです。

確かに、部活をしていると帰りも遅く、勉強時間が割けなかったり、

受験勉強に気持ちが向かなかったりするのはよくある話です。

部活によっても当然違いますが、多くは中学3年生の夏で引退が多いようです。

しかし、中学3年生の夏から始めたのではやや遅いといえます。

中学3年生の夏休みの間に、中学1~2年生の基礎は完ぺきにしておきたいもの。

部活で忙しいかも知れませんが、勉強する習慣は中学3年生の春までに確立しておきましょう。

【勉強の始めは何をするのが良い?】

受験勉強を始めると言っても、最初の段階ではなかなか身が入らないもの。

基礎をやらなくてはならないと思っていても、やる気になるのは難しいですよね。

いきなりヘビーなものに取り掛かるのではなく、

最初は受験勉強のウォーミングアップとして、軽いものから始めるようにしましょう。

受験勉強の導入にオススメなのは、「英単語」「理科社会の総復習」です。 

英単語なら、早い内からコツコツと進めることができますし、

英文読解やリスニングをする上でも必ず大事となる知識です。

本格的な勉強に身が入らない初期段階では、英単語の本を1冊コツコツ進めましょう。

理科や社会などの「暗記モノ/記憶モノ」の学習も、早い内にできる学習の一つです。

中1~2年生の復習をまとめた参考書はたくさん販売されているので、

自分に合った参考書を1冊選んで、学習のウォーミングアップとしましょう。

ただし、私立高校など理科や社会を使わないところもあるので注意が必要です。 

また、通信教育などを通して中学1年生の内からコツコツ復習をしておくのも、

元塾長としてはオススメな方法です!

日頃から復習して定着させていけば、基礎の学習も効率よく進められますよね。 

 以上、パターン別に「いつから高校受験勉強を始めるべきか」を紹介しました。

あくまで私の塾講師としての経験から割り出したオススメであり、

早ければ早いほど良いことは言うまでもありません。参考程度にしてください。

また、当ブログでは高校受験にかかわる記事も多く取り扱っています。

ぜひ参考にしてみてください!