塾の先生は免許がいらない? 良い先生はどう見分ける?
どうも、元学習塾長のペンギン先生です。
塾選びをする際に、先生の良さというのはとても重要な要素ですよね。
でもそんな塾講師という仕事、実は免許がいらないって知っていましたか?
私の塾経営の経験から、塾の先生の経歴と良い先生の見分け方について紹介します。
【塾の講師は免許がいらない?】
塾の講師と聞くと、学校の先生のように免許が必要なのかな?と思いますが、
結論から言うと、実は塾の先生というのは特別な資格は必要ありません。
もちろん、生徒に応じた学習レベルは必要になりますが、
教員免許のような免許はいりません。
言ってしまえば、設備が整ってさえいれば、誰でも塾の先生になれるのです。
だからこそ、塾の先生選びには慎重になる必要があるのです。
なお、大手学習塾の場合、採用試験に合格する必要があり、
ある程度の知識と生徒に対するコミュニケーション能力などが必要とされます。
【塾の先生には色んな境遇の人がいる】
免許の必要ない塾の先生ですが、さまざまな経歴を持つ人がいます。
ここでは、塾の先生によくある境遇のパターンを紹介します。
◆もともと学校の先生をやっていた
塾の先生の中には、教員免許を所持しており、もともと教師だった人も多いです。
学校で教員をやっていたけれど、合わずに転職した人や、
長年先生をやっていて定年後に、自分で学習塾を開いた人もいます。
◆元サラリーマンで脱サラした
元々サラリーマンをやっていたけれど、脱サラして塾の講師になる人もいます。
また、学習塾は夕方からの勤務でもできるため、副業として行う人もいます。
中には、経歴が買われて大手塾にヘッドハンティングされる人もいるようです。
◆学生時代のアルバイトから社員になった
大学生のときに学習塾でアルバイトしていた経歴が買われて、
そのまま社員になった塾の講師も少なくありません。
こういった先生は、若くても実力のある先生が多いという特徴があります。
◆主婦で空き時間にやっている
一部の学習塾では、主婦が小学生メインの相手をしていることもあります。
空き時間に副業として勤めている人もいます。
このように様々な経歴を持つ塾の先生がいます。
経歴を聞くのは野暮ともいえますが、
我が子との相性や指導力を見極めるために、参考にしてみても良いかも知れません。
【良い塾の先生選びはココを見る!】
先生の経歴は、本人に直接聞かない限り分かりませんが、
体験授業などを通して、どんな先生なのかを確かめることはできます。
元塾長として、良い先生の見分け方は大きく3つあります。
①生徒とのコミュニケーションを欠かさない先生
ただ勉強を教えるのではなく、生徒とのコミュニケーション力は重要なスキルです。
生徒と先生の信頼関係がよくできていないと、
いかに教えるのが上手な先生でも、成績がなかなか上がらないこともあります。
生徒との相性を見る上で、コミュニケーションの取りやすい先生かどうかを意識しましょう。
また、あいさつがきちんとできる講師であることも重要なチェックポイントです。
②生徒や保護者の立場になってくれる先生
塾は接客業とまではいかないまでも、生徒ごとに要望を聞き入れてもらいやすいもの。
特に個別指導塾は、生徒ごとのオーダーメイド教育をうりとしているので、
生徒一人一人のことをよく見てくれます。
生徒の気持ちや保護者の意見などをよく取り入れてくれる先生なら、
それだけ、我が子に合った指導をしてくれることでしょう。
③柔軟に対応してくれる先生
自身の考え方に固執している先生より、柔軟に対応する先生の方が理想です。
塾の先生の中には、プライドが高く、自分の考え方が正しいという先生もいますが、
生徒に合った教育をしてもらうためには、柔軟な考え方ができる先生を選びましょう。
年齢や性別など、講師によってさまざまですが、
我が子の性格や勉強スタイルに合った先生を選ぶのがベストです。
我が子に塾は合わない!?と思ったら、
通信教育で様子を見るのも一つの手といえるでしょう!
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